デュエマに新シリーズから導入される新フォーマット、「ドラフト」!! 
さっそく遊んできました。
めっちゃ楽しいのでこれは是非やるべきですね。
デッキいらないから元プレイヤーのかたとかも是非是非。 


 


 ■そもそもドラフトって何?

ドラフト、ブースタードラフトとは、あらかじめ用意したデッキを使うのではなく、その場で開封したパックで即興のデッキを構成してゲームを行うルールだ。
もともとDMには、その場で開封した8パック40枚をそのままデッキにして遊ぶ「トッキュー8」が存在したが、そこに新たに仲間入りしたのが、このブースタードラフトである。 
元々はDMのお兄さん、MTGで遊ばれていたフォーマットでもある。

やり方は簡単。まずパックをバリっと開封して、使いたいカードを1枚選ぶ。そうしたら、隣に座っている他の参加者にパックの残りカードを渡して、同時に反対から回ってきたカードを受け取る。
また好きなカードを1枚選んで、渡して、受け取る。また選んで、渡して、受け取る。
これをカードが無くなるまでやって、そうしたら次のパックを剥いて、今度は逆順にカードを回す。
また無くなったら、もう一回逆の逆、つまり最初と同じ方に回す。
そうやって、全員が出来るだけ平等にカードを選んで組んだデッキで相手と競うのが、ドラフトなのだ。



■DMドラフトの特徴

MTGのドラフトと比較して、DMのドラフトはより手軽に遊べるように調整されている。

・使用するカードは6パック30枚で、ピックしたカードがすべてそのままデッキになる
・当たり前だが、DMには土地がない

ドラフトで使用するパックは、トッキュー8よりも少ない6パック。これを2つずつ開封してドラフトを行っていく。
そして、最終的に集まった30枚のカードを全てそのままデッキとして使用するのだ。
デッキ構築にかかる時間は当然0秒。ドラフトが終わったらそっこーでゲームを開始するだけだ。
DM自体がそれほど時間のかからないゲームだというのもあって、MTGと比べても所要時間はぐっと短い。
また、MTGに存在する土地というシステムがDMには存在しないので、ドラフトのために基本土地を用意する必要もなければ、少々色が合わないカードだって強引にデッキで運用してしまえる。
要するに、面子さえそろえばバッと気持ちよく遊んで終れる最高のフォーマット、ということだ。



■実際に遊んだ感想

今回、とりあえずフェイズ千種の常連さんたちと併せて6人でやってみた。
使用したのは当然、最新弾の「燃えよドギラゴン!」だ。
封入されているカードの特徴としては、相手のシールドが少ないときにボーナスが発生する侵略者のカードと、自分のシールドが少ないときに強化される革命軍のカードによって、殴り合いと逆転の応酬が発生しやすくなっている。

まだみんなドラフトというルールに不慣れな中で、きっちり光文明中心のデッキをドラフトして3-0できた。
ベリーレア以上のカードこそほとんどピックできなかったが、初手と、その直後に流れてきた指令の精霊龍コマンデュオが非常に強力だった。手札からコストの踏み倒しが可能で、かつブロッカーが充実していて殴り合いに強い光文明は、ドラフトでかなり強力なのではと感じた。
普段ならデッキでお呼びがかからないコモン、アンコモンを中心にマナカーブをキッチリ組み上げて殴り勝つ。
これぞドラフト、というべき綺麗なデッキが出来たと思う。

また、ドラフトが終わった後には使用したカードの分配を行う。
順位が上の人から欲しいカードを順番に取っていく 方式でやったのだが、今回からBOXに2枚、ドギラゴンとレッドゾーンが確実にあるおかげではずれが少ない。勝てばその分、より嬉しいカードがもらえるわけだ。

手軽に始められて、がっつり遊べて、勝てばより嬉しいドラフト。
是非、遊んでみてください。












プロフィール

HN:はったー
名古屋でカードしてるカードショップ店員。
遊戯王とゼクスを中心に、カード関係の話題なら何でも頭を突っ込みます。

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