12弾が発売されるも結局一枚も新カードが入っていない白黒マルキダエル。
なぜか最近好調なので調子にのって記事にまとめる。

 


【白黒マルキダエル】

P:フロン

■非IG枠
1 絶望の扉ボーンゲート
4 覚醒天使ピュアフロン
1 サラサラするアンコ
4 魂を結ぶ天使リアン
4 廃墟の魔人ルイーナ
4 十二使徒 白羊宮マルキダエル
2 意志のヴォロンテ

4 孤影の幽囚ソリトゥス
4 不思議の国の帽子屋マッドハッター
2 途惑いの少女アリス 


■IG枠
4 聖獣オーラヘケト
4 持ち逃げするメインクーン
4 スクープを追うマンチカン
3 せくしーなフロン

1 幽鬼トワイライトアッシュ
4 奈落の魔人アビッソ




■ほとんど普通の白黒マルキダエル

見ての通り、ほとんど普通の白黒マルキダエルです。ノシャクではなくリアン型なのは、完全に好みですね。
戦い方もオーソドックスに。とにかくマルキダエルでいっぱい捲ることを目指して、デッキをどんどんトラッシュに投げ捨てていきましょう。


■IG基準

このデッキを使う上で一番気を付けるべきなのは、IGを明確な基準を持って行うことです。
以下にその基準の一例を書き出します。

◎大前提⇒捲るのは正義
◎大前提その2⇒リアンは正義


この二つが主な柱になっていますが、一見わかりにくいものもあります。

・状況:先攻2ターン目。手札にはエンジェルなしでチャージ1枚
⇒IGを仕掛けるべき


リアンを使う際にはよく、エンジェルを用意できるまでチャージを温存することが多いですが、手札に現状エンジェルをキープできていないのならIGを仕掛けていきましょう。
理由としては、マッドハッターとソリトゥスにあります。この2枚のカードパワーはトラッシュにあるカードによって変化するので、早い段階で墓地にカードを落としてプランを立てられるようにするべきです。
いつ引けるとも限らないエンジェルを待ち続けるのではなく、積極的にトラッシュのカードを増やして自分が使える情報を増やしつつ、先2ヒットという最もイージーな勝ち筋へのチャレンジを行っていきましょう。

・状況:チャージにはエンジェルが1枚のみ。手札にはマルキダエル以外のエンジェルがあり、このターン手出しをするプランが濃厚。
⇒仕掛けるべき


これはなんどかブログでも書いていますが仕掛けるべきです。手出しのエンジェルがやられることで、次のターンにはまたリアンのための準備が整っています。
そして、1枚のエンジェルを捲らなかったとしても、捲ったとしても、リアンが出ないという点では同じことです。
しかし、捲った場合にはリアン以外の通常のIGやESが期待できます。もしそのIGでリアンが落ちたのなら、引かなくて済んだのですからむしろラッキー、と言うことです。

このように、大前提となる二つの柱を守りながら、更にギリギリの範囲で1枚でも多くのIGにトライしていきましょう。
極端なことを言えば、このデッキには引いて強いカードよりも捲れて強いカードの方が多く入っています。必要なカードはマッドハッターで拾うつもりで、どんどん落としていきましょう。
リアンとESのおかげでかなりIGとマルキの効果が強くなっているので、どこかで必ずIGやESが一気にヒットするホットターンが回ってきます。これは決して偶然や運ゲーなどではなく、これだけの枚数捲れて強いカードが入っていれば大体なにかしらがどこかのタイミングで大爆発するわけです。
その大爆発を勝利につなげるために、粘り強くカードを落としながら戦いましょう。 


■得意な相手
ES系ウィニー⇒バニラ多めで打点で有利が取れ、リアンの存在がダメージレースを支える。
ソリトゥスで盤面を埋めながらの展開がよく刺さる。

遅めのコントロール全般⇒135のスクエアをとにかく固めて攻撃し続けるのが一番イージー。
早い段階でマルキダエルにアクセスできるかどうかでかなり楽さが変わる。
相手のレンコントフィー+パスサールをマッドハッターで倒せるのは地味に優秀。
ただし、うっかり後手でうっかりウェアクロウを立てられたりすると攻め手が止まる。

■苦手な相手
赤緑系⇒後手の場合、アスピドケロンを倒せなくてブレーキを踏むことが多い。 
そのままクシナダにつながると結構しんどい。ガンガン突っ込んで手札を消耗させよう。


余談
IGバニラはウソでもガーディアンにしておきましょう。
猫とフロンなのは趣味。



 









プロフィール

HN:はったー
名古屋でカードしてるカードショップ店員。
遊戯王とゼクスを中心に、カード関係の話題なら何でも頭を突っ込みます。

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