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CROSで登場した貪欲な瓶。
どうにか美味しく使えないモノか。

 


■かつての『断札貪欲ターボ』復活なるか


断札貪欲ターボとは、ヴォルカニック・バレットとサンダー・ドラゴンを手札断札で落とすことでディスアドを軽減し、溜まった墓地を貪欲な壺でのドローに利用、そしてデッキに返したバレットとドラゴンを再び効果で手札に呼び寄せることでデッキを圧縮しながらドローを掘り進める往年のターボギミックである。
貪欲な壺の制限により、あっけなく崩壊した。

貪欲な瓶を見てまっさきに思いついたのがこれ。
制限になってしまった貪欲な壺を補うカードとして運用はできないだろうか。

最大のネックは、やはり罠故のタイムラグ。
壺のように引いた側から撃っていくプレイが出来ないので、どうしてもターボというほどの爽快感に欠ける。
王家の神殿で仮に補ったとしても、引ける枚数が1枚しかないので止まりやすい。 

一方で、戻せるカードの種類を問わないってのはかなりの可能性を感じる。
デッキを大幅に削った後に使いたいカードだけを戻すことで、相手に対して有効なカードしか残っていない山札を作れるのは非常に強力だ。
銀の弾丸的にカードを散らし、相手に最もクリティカルなカードを重点的に使いまわす戦略が取れそうだ。
瓶を伏せて使うライムラグを埋めるためにも、低速デッキでの活躍は見込めそうだ。
断札ターボに加えて制限緩和されたカードガンナーも加えて、墓地と手札を整えていけそうだ。

PPで収録されたペロペロケルペロスも相性が良さそうだ。
断札で捨てるカードとしても申し分なく、カードガンナーで勝手に落ちる分にはアドでしかない。


最後の切り札として、七皇の剣を採用できそうな可能性もある。
とにかくデッキを削ってから再び戻せば、トップデックする確率はぐっと高まる。
あるいは、デッキを削ってからゾンビキャリアや、ヴァリーで戻してやるのもよさそうだ。
ヴァリーを採用するなら、カードガンナーと共に機械複製術を使える。



だんだん貪欲な瓶とは関係ない話になってしまったが、遅いデッキではなにかしら面白いことが出来そうな1枚だ。

何気に、こういうカードは小学生が結構好きなタイプのカードでもある。
ふと野良デュエルで使われて、そこから切り札をトップデックされてやられる、なんてこともこれからあるかもしれない。











プロフィール

HN:はったー
名古屋でカードしてるカードショップ店員。
遊戯王とゼクスを中心に、カード関係の話題なら何でも頭を突っ込みます。

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