
今週は、マジックリーグで俺のデッキに現れた超弩級爆弾レアをピックアップ!
《精霊龍、ウギン》 (8)
プレインズウォーカー
【+2】 クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。精霊龍、ウギンはそれに3点のダメージを与える。
【-X】点数で見たマナコストがX以下の、1色以上の色を持つ各パーマネントをそれぞれ追放する。
【-10】あなたは7点のライフを得て、カードを7枚引く。その後、あなたの手札にある最大7枚までのパーマネント・カードを戦場に出す。
初期忠誠度:7
運命再編の中心人物(龍?)の一人、ウギンのPWカードだ。
リセットとフィニッシャーを兼ねるその制圧力は、当然ながらマジックリーグに於いても圧巻である。
今回はそれぞれの能力をリーグ視点でチェックしていきたい。
まず一番上の【+2】能力は、この上なくシンプルで使いやすく、そのまま勝つためのダメージソースにもなっている。タフネス3以下のクリーチャーから生存権をはく奪できるので、自分のクリーチャーのアタックも格段に通しやすくなる。シンプルな分、特に欠点もなくわかりやすい評価になっている。通称幽霊火。
2番目の【-X】能力は、非常に強力なリセット能力だ。クリーチャーのみならず、各パーマネントをも追放できるのは非常に嬉しい。特に、運命再編環境では各種包囲が非常に強力なので、クリーチャーとまとめてそれらも対処できるのは評価できる。
また、高タフネス且つ飛行、呪禁と非常に対処が難しい《漂う死、シルムガル》をギリギリで吹っ飛ばせる初期忠誠度も嬉しいところだ。
ただし、運命再編では疾駆が登場しているので、速攻を持って攻撃してくるクリーチャーがそれなりの数存在している。大きく忠誠度を削った返しにいきなり倒される可能性も少なからずある。
自分は変異や予示などで、ウギンに追放されない無色のブロッカーを用意しておきたいところだ。疾駆が無いのなら、そのままリセット後のダメージソースにもなってくれる。
相手の変異、予示も吹っ飛ばせないが、そこは【+2】能力でカバーできるので気にならないだろう。
最後の【-10】、奥義はほとんど使うことはないだろう。
能力自体はこれまた文句なしに強力だが、30枚しかデッキのないリーグでは7枚のドローはLOの危険と隣り合わせなのだ。事実、リーグで行った16戦のうち、いまだ1回しか起動したことがない。
3点火力でもリセットでも対処できない、《ウギンの構築物》のような高タフネス無色クリーチャーに追い込まれでもしない限り、使う必要はないだろう。
奥義の欄でも少し書いたが、ウギンの以外な弱点は高タフネスの無色クリーチャーなのだ。
どの能力でも除去できないので、対処できないままライフや忠誠度を削られてしまう。
もし相手のデッキにウギンが入っているのなら、サイドインを検討してもいいだろう。
あるいは、リセットの返しに備えて疾駆を構えておきたいところだ。
その場合、相手にもし変異などのブロッカーが残っている場合でも突破できる《ゴブリンの踵裂き》は特に優秀と言える。
まだまだマジック練習中の身でありながら12勝4敗という好成績を残せているのは、このウギンのおかげである。とにかくウギンにまでたどり着けばまず間違いなく勝てるので、如何にそこに繋ぐかのゲームメイクをもっと工夫したい。
余談だが、お互いにウギンを出し合った場合、お互いがお互いに幽霊火を撃ち合う酷い展開が発生する。
先に大きく減らせる関係で、1ターン以内に出し合った場合なら後出しの方が有利だ。相手がXのリセットを使っていた場合も含めて、基本的には後出しが生き残るだろう。
ただし、先に出されて、且つ幽霊火を連発されてしまうと後出し側は勝ち目がない。
ツイート


プロフィール
HN:はったー
名古屋でカードしてる大学生。
遊戯王とゼクスを中心に、カード関係の話題なら何でも頭を突っ込みます。
ツイッターやってます。更新情報おしらせします!
@HatterBowsee からのツイート