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かつて店長、今コマンダー。この人はいったい何者だったんだろうか。














■本題に入る前に

このテーマで記事を書こうと決めた時に、まず明らかにしなければいけないことがあります。

俺自身は、池っち店長(現コマンダー池っち)氏を、好きでも嫌いでもありません。

より正確な言い方をするなら、現時点では好きでも嫌いでもありません。
昔は大好きで、昔は大嫌いでした。

中学生のころに所謂信者になり、ブログに「名古屋にカードキングダムを作ってください!」なんてコメントしたこともありました。

高校生のころにバブルマン撮り直し事件があり、その時にアンチへ反転しました。

そして今は、特に好き嫌いの類で言うような感情は抱いていません。

どういう受け取られ方をするかは別としてとにかく影響力の大きい人だと思っているので、チェックすべき人の一人、と今は捉えています。


■池っち店長はプロデュース上手

では本題。

池っち店長のマイナスイメージとして代表的な物に、『動画で特定のカードを紹介し、プレイヤーを煽ることで価格を釣り上げている』というのがあります。
チェイン4000円買い取りなど、かなり話題になりました。

もちろん、カードの値段は安い方が嬉しいですが、かといって非難されるようなことなのか、と改めて考えると疑問です。
商売繁盛の鉄則は「 安く仕入れて、高く売る」ことです。これが可能なら、セールだのバリューセットだの考えなくてもやっていけるわけです。
この、高く売る、というのが難しいからこそ、安売りで数を稼いで利益を出したり、といった工夫が必要になるわけです。

池っち店長は、動画を利用し、カードをプロデュースすることで「高く売る」ことを実現していたのです。
ただのカードに、「カードキングダムで紹介されていた」という付加価値を与えていたわけです。
代表的なカードとして、白い泥棒が挙げられるでしょうか。
動画で紹介されるまでは、値段がつくどころか存在すら忘れ去られているようなカードでしたが、それを見事に「商品」に生まれ変わらせたわけです。


そして、氏がプロデュースしていたのはカードだけではありません。
自分自身、そしてサンダーSVやコスモMといった社員、店員も「キャラクター」としてプロデュースしました。
引いてはカードキングダム全体の付加価値を高めていったわけです。


反感を買うことも有れど、ここまでカードを、店を、自分自身を、なによりカードキングダムというブランドを上手にプロデュースし、盛り上げていた経営者は他にいないでしょう。
(風当りの強さから、「真似しにくい」というのもあるでしょう。そして、それも裏返せば、真似できない強みということになります。)

アンチの視点から見ても、少なくとも、経営者としての手腕、プロデューサーとしての手腕に関しては否定できないのではないでしょうか。


■コマンダーになって

そして現在の「池っち」は、カードキングダム代表から降りて、コマンダー池っちとしてバディファイトの原作者を担っています。
プロデュースに長けた氏にとって、これ以上ない適役と言えるでしょう。
事実、「あの池っちが原作者」というだけでも注目度はMAXでした。

最近はウィクロスという思わぬダークホースに話題を持って行かれがちですが、これからも何かをやってくれる(やらかしてくれる)人なのは間違いありません。
まだまだ、目が離せない人です。 


 

 
プロフィール

HN:はったー
名古屋でカードしてる大学生。
遊戯王とゼクスを中心に、カード関係の話題なら何でも頭を突っ込みます。
最近の悩みは内定がもらえないこと。お仕事募集しています。
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