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E3で新たに登場する、「エグザイル・クリーチャー」の正体とは?
分析請負人ディスカバリーのテキストから存在が発覚した、エグザイル・クリーチャー。
他の様々なサイトでも色々な考察、予想がなされていますが、キマママインでもやってみます。

まず、現在判明している情報としては、エグザイル・クリーチャーはデッキの中に入るカードということです。かつてのサイキック・クリーチャーのように、新たな領域が追加されることはなさそうです。

そして、現時点で最も怪しい、何かやらかしてくれそうなカードが一枚あります。
それが、どんでん返しのミラジーノ。シールドゾーンに表向きのカードがある時にSAを獲得します。公式のデッキ開発部ではDHユウが紫電城バルザークとのコンボを提案していましたが、それに対してトモちゃんの「ああ、確かにそうですね!」と、そういえばそんなカードもありましたね、と言わんばかりの反応。まるで、本当は他のカードとのコンボが想定されているように聞こえます。

さて、ここでエグザイル・クリーチャーに注目します。エグザイルという単語には、追放、亡命と言った意味があります。何処かへ追放されたり、亡命したりすること、もしくは追放されたり、亡命した人こそが、エグザイルなのです。

この時点で最初は、ストーリー視点でのエグザイルを想起しました。
何らかの理由により、アウトレイジ一派から追放されたなり亡命したクリーチャーなのではないかと考えました。

しかし、どんでん返しのミラジーノのテキストを踏まえると、このエグザイルにまた違った意味を見出すことができます。ストーリーではなく、ルール面からの視点です。

ズバリ言うのなら、彼らはシールドゾーンに登場するクリーチャーなのではないかと考えます。
彼らはバトルゾーンというクリーチャーの晴れ舞台から「追放」されたクリーチャーなのです。

先に引き合いに出したサイキック・クリーチャーを、「普通じゃない場所からやってくるクリーチャー」と考えるなら、エグザイル・クリーチャーは「普通じゃない場所にやってくるクリーチャー」という見方もできます。

さて、もしこの予想が正しいものと仮定した場合、少し興味深いテキストが既にDMに登場しています。
E2では、新要素として文明を持たないカード、「ゼロ文明」が登場しました。そのゼロ文明の親玉種族、ゼニスには召喚することで効果を発揮するカードが多く収録されました。また、そのサポートカードとして今までのコスト踏み倒し呪文の慣例を破り「コストを支払わずに召喚する」というテキストが登場しました。(例:天運ゼニスクラッチ)それまでのコスト踏み倒し呪文には、「コストを支払わずにバトルゾーンに出す。」と書かれていました。(例:インフェルノ・サイン)

今までは、召喚した時の効果を発動できるか否か、という違いしかなかったこのテキストの差ですが、「シールドゾーンに召喚される」エグザイル・クリーチャーが登場するのならまた違う意味を持ってきます。
彼らはバトルゾーンに登場できないので、インフェルノ・サインのような能力ではコストを踏み倒せなくなるのです。彼らのコストを踏み倒したいのなら、コストを支払わずに「召喚」するカード、あるいはシールドゾーンに登場させるカードが必要になってきます。

答え合わせは、E3で。