今週は、はったーが自分流に組んだワイルドベジーズデッキで重要な役割を果たすこのカードをピックアップ!


デュアルショック・ドラゴン SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 8000
S・バック−火
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドを1枚選び、自分の墓地に置く。
W・ブレイカー
(DuelMasters Wikiより引用)



シンプルなスペックと自分のシールドを焼却するデメリット、そしてストライク・バックによる高速召喚能力を持ったドラゴンである。
ストライク・バックを持つカードでよく使われるカードといえばオチャッピィである。使用した呪文をマナに置いてのマナ加速や、ビートに対してのケアなどが一般的な使われ方だが、黒緑速攻などでコダマンマとのコンボで使用されることもある。自らシールドを手札に戻すことで、ストライク・バックの条件を満たすことができるのだ。そして、このデュアルショック・ドラゴンも同様の方法を利用できる。むしろ、その方法で召喚することを前提に採用されることがほとんどである。

召喚するためのシールド回収として、まず筆頭候補に挙がるのは2種のコダマンマだろう。コストも軽く、最速2ターン目にパワー8000のWブレイカーを召喚できればぐっと勝利に近づく。特に、斬斬人形コダマンマは文明も共通しており一緒に採用しやすい。他にはエメラルなどが利用できる。

対ビートの殴り返し要員として見た場合、シールドがなくなるのは確かに痛いが、ラムダにも一方的に殴り勝つパワーの高さは信頼できる。
数で押してくる速攻よりも、バルディやラムダといった軸となるクリーチャーのいるビートダウンが得意だ。
シールド焼却のデメリットも、オチャッピィや墓地進化など、構築次第ではむしろ利用できるレベルである。

今回デッキに採用した理由は、早いターンで登場させることも可能なドラゴンが必要だったからである。
ある理由によって、5マナから先にはなかなか伸びないデッキなのでそれよりも早く使用可能でないと事実上召喚不可能になってしまうのだ。
また、相手の行動次第ではマナすら使わずに出せるというのも大きい。
そして、ドラゴンなのでアップルの能力を最大限に引き出せるこのカードの役割は重大である。
相棒となるコダマンマも手札補給できるウィニーなので単体でも使い勝手は悪くない。