キマママイン

はったーがTCGについてキママに書いていくブログ

2012/11

はったーの『今週の一枚』《安全地帯》


今週は、セルフバウンスのお供であり、あらゆる場面での活躍を期待できるこいつをピックアップ!


《安全地帯》
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されない。
また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。
(遊戯王カードwikiより)



白竜の忍者とのコンボが最近話題の永続罠。
対象となったモンスターに強力な耐性を与えるとともに、一蓮托生のリスクを与える複雑なカードだ。
対象にするモンスターは表側攻撃表示ならコントロールを問わないので、自分のモンスターを対象にして耐性を与えるもよし、相手モンスターを対象にして破壊を狙うもよし、となかなかに素晴らしい使い勝手を誇る。
裁きの龍のような破壊効果にチェーンして発動することでそのまま道連れにすることもできる。
セルフバウンスでは使いまわしの利く除去として非常に活躍するカードだ。ファルコンで戻しながら攻撃するだけでも相当のプレッシャーになる。

白竜の忍者とは、お互いをお互いの効果で保護し合うことによって強力な耐性を獲得することができる。
これに対処するには対象を取らないバウンスか除外、もしくは安全地帯の方を破壊以外の方法で除去するしかない。

シンプルに耐性を獲得するのもなかなかに強力で、奈落や激流葬をかわしながらモンスター効果を通せるのは大きい。
戦闘破壊もされなくなるので、その場しのぎにも悪くない。


安全地帯を使う上で勘違いしやすい要素はいくつかある。
一つは、直接攻撃できなくなる効果についてだ。
この場合の「相手プレイヤーに直接攻撃することはできない」というのは、あくまで安全地帯のコントローラーから見た相手を直接攻撃できないという意味である。つまり、自分のモンスターを対象にした場合には文章通り相手を攻撃できなくなるが、相手のモンスターを対象にしても、そのモンスターが直接攻撃するのは安全地帯の持ち主である貴方自身だ。制限されることなくそのまま攻撃してくるので注意しよう。
もう一つは、効果対象にならないのと効果破壊への体制を得るのは、どちらも相手からの場合のみという点だ。
自分がさらに装備魔法などをつけることも可能にはなるが、逆に、自分の激流葬から自分のモンスターを守るというような使い方ができなくなっている。逆に考えれば、相手モンスターに安全地帯をつけてしまっても、自分のカードで普通に破壊できるということである。

ADSを始めよう!【よくわからない人向けゴリ押し解説】


遠く離れたあの人と遠距離デュエル!それを可能にするのが、そう、ADSです。



■ADSって何よ?食えるの?
インターネットを利用した遊戯王の対人対戦ツールです。
Automatic Dueling System』を略してADSと呼ばれることが多いです
ある時は気の知れた友人、またある時はネット上で知り合った人、そのまたある時はたまたま同じネットワークに居合わせた人たちと簡単操作でデュエルを楽しむことができます。カードが発売されるごとにカードデータは更新され、常に最新のデュエル環境を再現できます。また、全てのカードをフルに使用できるので、実際にカードを購入する前にADSでテストプレイしたり、といったメリットもあります。


そんな素敵なADS。はったーも少し前から利用させてもらってますが、こいつは本当にエライです。
CGIサイトのエタバト、同じくシミュレーターのDOも使ってきましたが現時点ではこいつが最高だと思います。
エタバトの利点であったカード効果の自動処理と、DOの利点であった更新スピードを両立しつつ、かつどちらにも存在していなかったカードイラストまで表示されている文句のつけどころが見つからないツールです。

さて、そんなADSですが、実際に始めようと思うと面倒な準備がいくつかあってなかなかに骨が折れるもの。そのまま心まで折れてしまう人も多いでしょう。特に、「デュエルはしたいけどパソコンとかよくわかんねーよ」というディスプレイの前の貴方、貴方、そう、そこの貴方!
ご安心ください。はったーもれっきとした『パソコンヨクワカラナイ人』です。それでも、なんとなくでも、何とか使えるようになります。
さあ、電子の海で一緒にデュエルしようじゃありませんか!


■ADSを楽しむために必要なモノ
〇ADS本体(ゲーム機で言うソフト。ちなみにハードは貴方のPCだ。)
〇Hamachi(他の人と通信するためのソフト。ゲーム機で言ったら通信ケーブル。懐かしいね。)


それでは、ADSを始めるための手順をざっくりと解説して行きたいと思います。
なお、今回の解説はwindows向けです。Macは使ってないのでよくわかりません。

ADS導入の手引き-ステップ1「ADSをダウンロードしよう!」
まずはADS本体をダウンロードしましょう。

遊戯王 Automatic Dueling System @まとめ
↑このサイトでは、ADSの更新情報をまとめてくれています。これからADSを使うのであればぜひともブックマークしておきたいサイトです。

では、このサイトの記事の中から、いちばん日付の新しい、記事タイトルに「カードデータまとめ」とあり、「ファイル名が『0xで始まる』zipファイル」を載せている記事を見つけてください。大体最初のページで見つけられると思います。そうしたら、その記事に貼ってあるリンクをクリックしてください。
そうすると、ファイルをダウンロードするためのページへと飛びます。なんか英語がいっぱいあったりして不安になりますが安心してください。貴方はここに、ただADSを貰いに来ただけです。余計なものはダウンロードせず、わき目も振らずにADSだけ貰いましょう。



これが出来ればもうADSは目の前まで来ています。
後は、自分のPCに保存したデータを右クリックして、「すべて展開」を選びましょう。引っ越しの荷ほどきみたいなもんです。
そうしたら、そうやってほどいたデータを全部まとめて新しいフォルダにでも入れて上げましょう。フォルダの名前は「ADS」としておくのがいいでしょう。これで、ADS本体は無事に貴方の手に渡りました。
ですが、このままだとまだカードイラストが表示されず、すべてのカードは灰色の枠でまっしろイラスト状態なのです。
画像データは大変データ量が多いので、別でダウンロードするようになっています。
先ほどのサイトから、やはりいちばん新しい日付の、記事タイトルが「画像まとめ」とあり、「pics.zip」というファイルを載せている記事を見つけてください。これもやはり最初の方で見つかると思います。
こちらもダウンロードし、展開したら、「pics」というフォルダごと先ほどの「ADS」の中に入れましょう。そうすることでADSでもカードイラストが表示されるようになります。また、画像データの展開にはかなりの時間がかかるので、時間に余裕がある時にやってください。
ここまで済めば、ADS本体は入手完了です。お疲れ様です。

ADS導入の手引き-ステップ2「Hamachiをダウンロードしよう!」
次にHamachiをダウンロードしましょう。これが終われば対戦の準備は完了です。

hamachiのダウンロード概要
↑このリンク先のサイトからダウンロードできますが、「ここにアクセス」という方へ行くとだらだらめんどくさいので、横の「混雑してたら私の倉庫からどうぞ」の方をクリックしてください。一発でダウンロードできます。



さて、ダウンロードしたこのファイル。実はちょっと厄介なモノです。rarという、windowsではそのまま展開できない方法で梱包(圧縮)されているのです。と、言うわけで、これを展開できるソフトを持っていない人はそのソフトも入手しなければいけません。ですのでこのソフト、Archive decoderをダウンロードして使いましょう。使い方は、ダウンロードした後に出てきたアイコンをクリックして「実行」を選択すれば説明書があるので、そちらを読んでください。
無事に展開できたファイルを保存できたら、こちらの手順通りに進めればHamachiも準備完了です。このサイトでHamachiの使い方はあらかた理解できるので、せっかくなので目くらいは通しておきましょう。


以上2ステップで、ADSを始めるための準備は完了します。
さあ、あとはデッキを編集して対戦を行うだけです。そのやり方は以下のサイトを参考にしてください。

Automatic Dueling System Wiki


僕と契約して決闘者になってよ!-「ADS導入方法」-
※少し古いバージョンでの説明なので、現在の仕様と一部違うところがあります。現バージョンでは中国語は出てきませんし、IPアドレスは自動でHamachiのものを検出してくれるので設定する必要はありません。


ADSで僕と握手!デュエル開始ィ!!

【白竜忍者】


新しい忍者デッキは、今話題の『白竜安全地帯』を取り入れたデッキだ。





『変化と超変化の使い分け』

このデッキには変化と超変化の両方が採用されている。
基本的には超変化で白竜を呼び出して魔法罠を保護するのが本命だ。
相手の状況に応じてサーチするカードを変えて対応していこう。
特殊召喚を多用してくるならコアドラが、セットカードが多い相手ならダムルグが有効に作用するはずだ。


『作戦プランB:セルフバウンス』

白竜安全地帯が決まればその制圧力でそのまま押し切れるが、なにせ超変化でしか出すことのできない白竜を手札に引いてしまったときなどはそのプランは見事に瓦解する。そこで、コンボパーツである安全地帯を活用して、ファルコンやゼピュロスで相手を制圧していくプランBを用意した。どちらも変化で持ってこれるカードというのも大きい。



補足説明:『白竜安全地帯』とは
《白竜の忍者》と《安全地帯》の2枚コンボの事である。
白竜を対象に安全地帯を発動することで、白竜はあらゆる破壊から身を守り対象にも選ばれなくなる。
普通なら安全地帯を破壊された場合、そのデメリットで対象のモンスターは破壊されてしまうのだが、白竜の効果で自分の魔法、罠カードが効果によって破壊されなくなる。そうなると安全地帯の方を除去することも困難になり、結果として強力な耐性を得たモンスターとなる。
対策としては、対象ととらない除外orバウンスor墓地送りか、安全地帯の方を除外orバウンスor墓地送りにするしかない。
普段のデッキではなかなか入らないカードでしか対策できないので、知らないでいるとそのまま圧殺されかねない強力なコンボである。

はったーの『今週の一枚』《炎王の急襲》


今週は、新しく発売する遊戯王のSDタイトルと同名カードをピックアップ!

《炎王の急襲》
通常魔法
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキから炎属性の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
エンドフェイズ時に破壊される。
「炎王の急襲」は1ターンに1枚しか発動できない。
(遊戯王カードwikiより)



SD【炎王の急襲】で登場する通常魔法。
サイバードラゴンのような発動条件で、デッキから炎属性のビーストを特殊召喚するという一見した感じではいろいろとできそうな効果を持っている。効果は無効になりエンドフェイズに破壊されてしまうので何かしらの工夫をしなければならない。

もっとも簡単にしてデザイナーの思惑でもある使用法は、ネフティスや同じSDで登場するガルドニクスを特殊召喚することだろう。効果の無効はフィールドを離れれば関係が断ち切れるので、問題なく効果を使用できる。特にガルドニクスは破壊された次のターンのスタンバイフェイズと、素晴らしい速度で復活し、効果を発動できる。実質的にブラックホールを追加で3枚投入できるようなものだ。シンプルながら非常に強力な戦術だ。
また、シンプルにXyzやシンクロ素材、リリース要員としてしまうのも面倒がなくていい。

次は、もう少し掘り下げた使い方を考えてみよう。
未発売のカードを除くと、このカードで特殊召喚できるカードは18種類。→遊戯王公式DB「炎属性:獣族/獣戦士族/鳥獣族」の検索結果
実はなかなかに狭い対象範囲である。これにCBLZやVE、SDで登場するカードが加わる。
はったーが一番気になるのは暗黒のマンティコアだ。ターン終了時に破壊されても効果を発動すればまたフィールドに戻ってこれる。有名なマンティコアループのトリガーとしても機能する。生還の宝札が禁止となった今では実用性のない、単なる遅延行為と化していたが今は違う。もし、相手がうっかりGを発動していたならばそのまま延々ドローさせ、マリクのようにライブラリアウトさせることが可能になるのだ。逆にこれを知っている相手は急襲にGを打ちづらくなるだろう。撃たれなかったらガルドニクス、撃たれたらマンティコアで即死、という感じでプレッシャーをかけられる。
ターン終了時に破壊されるのを逆手に取り、バブーンや機皇帝を特殊召喚することもできる。カードの効果で破壊するので、連鎖旋風を発動することもできる。
どうせ破壊されるならと、紅で射出してしまってもいいだろう。特にマンティコアはその場合でも自己再生できるので相性がいい。攻撃と組み合わせて高速でライフを削っていける。鳥獣族ならGBAもある。
もともと効果を無効にしてしまうなら、最初からスキドレなど効果に頼らないデッキで採用するのも強い。スキドレ下の環境で安定して高攻撃力のモンスターを供給できるのはとても有利になる。
小技的な使い方としては焔虎を墓地に送る役割も持てる。Xyz素材としてはかなり有用である。

これから登場するカードによって徐々にカードパワーが上昇していくタイプのカードなので、頭の片隅には保存しておきたいカードだ。


キママに1年・・・


今日で「キマママイン」が更新開始してからちょうど1年

ここまでキママに書いてこれたのも、読んでくれる皆さんのおかげです。ありがとうございます。
これからもキママに書いていきますので、応援よろしくお願いします。
hatter@bowsee
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