キマママイン

はったーがTCGについてキママに書いていくブログ

2012年11月

はったーの『今週の一枚』《ヴェルズ・ケルキオン》


今週は、ダークリターナーで登場した新たなるヴェルズをピックアップ!



《ヴェルズ・ケルキオン》
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1550
自分の墓地の「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体をゲームから除外する事で、
自分の墓地の「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
「ヴェルズ・ケルキオン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、この効果を適用したターンのメインフェイズ時に1度だけ発動できる。
「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体を召喚する。
このカードが墓地へ送られたターンに1度だけ、
「ヴェルズ」と名のついたモンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくする事ができる。

(遊戯王カードwikiより)



ダークリターナーで新たに登場したヴェルズ。セイクリッド・ソンブレスと対をなす存在である。
非常に長いテキストだが、整理すると次の3つの効果を持つモンスターだ。

1.墓地のヴェルズ1枚を除外し、墓地のヴェルズ1枚を対象に発動する。対象のヴェルズを手札に加える起動効果。

2.1の効果を適用したターンのみ発動できる。ヴェルズを1枚通常召喚する起動効果。

3.ケルキオンが墓地に送られたターンに1度だけ使用できる、ヴェルズを召喚する際に必要なリリースを1体軽減する効果分類を持たない効果。



1番目の効果は、墓地からヴェルズを回収する起動効果だ。今まで墓地利用などしてこなかったヴェルズでは新しい要素である。
一度使ったヴェルズを再利用できるので、デッキ内のモンスター比率を少し下げても安定感をキープできる。自信をリリースして発動するオランタ、カイトスを回収して利用するのも強力だ。発動コストでも墓地からヴェルズを除外するので、効果を使うためには墓地に2枚以上のヴェルズが存在する必要がある。少なくとも、1度ほかのカードでXyzを試みた後から真価を発揮するカードである。

2番目の効果は、上記の回収効果を使用したターンのみ発動することができる。サンダー一家のように、効果で通常召喚を行う。
二重召喚やカストルの効果と同時に使用することが可能で、その場合は3体のモンスターを通常召喚することが可能になる。
上記の回収効果と組み合わせることで、ヴェルズでは貴重な、手札1枚からXyzすることができるカードとなる。手札消費が抑えられるので、今までよりもバハムートを有効に使える場面が多くなるだろう。

3番目の効果は、ケルキオンが墓地に送られたターンの間、1度だけ上級ヴェルズを召喚するためのリリースを軽減できる。
この効果は特に効果分類を持たず、墓地に送られる手段も経路も問わない。戦闘破壊だろうがリリースしようがXyz素材から送られようが構わず適用される。チェーンブロックを組むことはなく、いうならばケルキオンが墓地に行った瞬間に現れる実態のない永続魔法が適用されているようなものだ。ヴェルズの上級モンスターはコッペリアルとゴーレムの2体のみであり、またこれらが採用されていないヴェルズデッキも珍しくない。上級モンスターも豊富なセイクリッドにおけるソンブレスとは異なり、この効果の重要性はあまり大きくない。デッキにコッペリアルを採用しているならば狙ってみるのもいいだろう。ケルキオンに続いて効果でカストルを出すことで、Xyzをしながらも通常召喚権を残すことができる。オピオンなどをXyzして効果のコストにケルキオンを使えば、そのままリリースなしでコッペリアルを召喚できる。カードを1枚獲得しつつ高打点モンスターを2体ならべ、かつ使い切りの耐性かデッキのエンジンを獲得できる強力な動きである。


相性のいいカードとして、はったーは侵喰感染を強く推したい。ケルキオンは序盤はまだ機能しないカードであり、デュエル後半ほど引きたいカードといえる。序盤のうちはケルキオンをデッキに戻してより有用な、カストルのようにXyzを行えるカードと交換し、1度Xyzをして墓地にヴェルズが準備できたら改めてケルキオンを手札に加えよう。また、初手のオピオンからサーチするカードは、現状では汎発感染ということが多いだろう。ここで侵喰感染をサーチすることで、オピオンが返されたあとでもすぐさま後続を用意できるようになる。相手がどのようなアプローチでオピオンを除去しにくるかで使い分けよう。汎発感染は使い切りだが、侵喰感染ならばその後の展開を有利に運ぶことも可能だ。

また、リビングデッドも面白いカードだ。回収効果とNS効果はともに起動効果なので、特殊召喚から上手につなげばモンスターを湯水のように召喚できるだろう。カストルと組み合わせられなくとも、Xyzからコッペリアル踏み倒しまでつなげられる。




攻撃力1600問題に関しては、とりあえず執行猶予とした。
マスターガイド等での納得のいく背景ストーリーの説明がなされることに期待する。

もしも遊戯王のルールで困ったときは・・・・。


「1T1D-遊戯王の取扱説明書」からのインスパイア記事



遊戯王のルールをいつまでたっても理解できない人の3つの特徴1T1D-遊戯王の取扱説明書より
↑まずはこちらの記事を読んでほしいです。


遊戯王のルールは難解ではあるが、理解できないものではない。現にしっかりと理解してプレイしている人は大勢いる。
しっかりと調べもせずに「遊戯王マジでイミフだわw」などと言ってる輩に限って、ルールブックに書いてある基本ルールすら理解していない、などということも多い。

しかし、ここで一つの疑惑が浮上する。「彼らは『調べ方』を知らないだけなのではないか」と。
調べ方を知らなければ、調べようと思ってすらいなければ、彼らが正しい答えにたどり着けることはあり得ないのに。
と、いうわけで、今回は「ルールの調べ方」について書いていきたい。
これを読んでいるプレイヤーの皆さんで、もし周囲にいつまでもルールを理解しない人がいるのなら、ぜひこの記事を読ませるか、もしくはあなた自身が教えてあげてください。ぐっとストレスが少なくなると思います。


もし、カードの効果で疑問に思っていることがあったり、他のプレイヤーや対戦相手とカード処理で揉めた経験があるのなら、そのカードについて遊戯王カードwikiで確認しよう。基本的なルール解説から裁定まで一通りわかるはずだ。非公式ながらTCG全体でみても屈指のインフラ設備である遊戯王カードwiki。デュエリストなら知っておくべき基礎知識だ。

もし、wikiを見てもよくわからなかったり、そもそも書かれていないようなことについて調べたいのなら、遊戯王OCG事務局に直接電話して聞くのがもっとも確実だ。wikiに掲載されている裁定もここで聞いた情報をもとに書かれている。
電話番号は057-0001-573で、朝の10時から夕方6時までの間、ルールや効果に関する質問を受け付けている。(定休日は火曜日)
遊戯王をプレイするなら電話帳に登録しておくべき番号だ。


また、今までに自分が使ったことのないカードを使うときは、あらかじめこれらの方法でしっかりと調べておくことが大事だ。
そうしないと、本当はルール上不可能なことを行ってしまう危険が伴う。
たとえばはったーの場合、《忍法 超変化の術》を使おうと考えたらざっと次のような内容について調べる。

・対象をとる効果なのか
・モンスターを墓地に送るのはコストか効果か
・対象のモンスターが効果解決前に場を離れたらどうなるのか
・マクロコスモス等の全体除外カードによって、モンスターを墓地に送れなかった場合はどうなるのか
・相手の《閃光の追放者》を対象に発動した場合はどうなるのか

この調べるべきポイントは、そのままおざなりにした場合のトラブルの原因となるポイントでもある。数が多くてもしっかりと調べるべきだ。


【白竜忍者】でパラディオスを入れていない理由。


DPカイト編で登場し、高評価を受けているXyzモンスター、パラディオス。



《輝光子パラディオス》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2000/守1000
光属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。
また、フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキからカードを1枚ドローする。


【白竜忍者】



パラディオスが素晴らしいXyzモンスターであることは言うまでもない。
光属性☆4×2という比較的容易な召喚条件、相手モンスターの攻撃力と効果を無効化する優秀な効果、破壊されてもドローによりディスアドバンテージを軽減。モンスターの処理からフィニッシュまで幅広い場面で活躍する優秀なモンスターだ。

しかし、その優秀さを理解していながらも、はったーの【白竜忍者】のエクストラデッキには採用されていない。
もちろん、Xyz召喚をすること自体は可能である。事実、同じ召喚条件を持つセイクリッド・オメガは以前の【カオス忍者】から引き続いて採用されている。では何故、パラディオスは採用しないのだろうか?


◇現在のエクストラデッキを確認する
入っていないパラディオスの前に、まずは現在エクストラデッキに入っているモンスターについて考えてみる。


これらのモンスターを、使用頻度や貢献度、ユニーク性の面から次のように分類してみる。

○絶対に抜くことは許されないカード
エクスカリバー(デッキコンセプトの一部。ダメージソースが足りなくなる。)
ブレードハート(同上)
チェイン(デッキの安定に大きく貢献。相手に対処を強いる点も優秀。)
サンダースパークドラゴン(15枚の中では唯一、大量展開を返せるカード。)

○コンセプト上必須というわけではないが、貢献度が大きいカード
ルーラー(相手の動きが少しでも悪い、手札が偏っている状況を一気に詰める。)
オメガ(罠ビ系統に対して圧倒的に有利。宣告警告をチェックできる。)
スタダ(スタロとしての評価。大嵐と激流葬を食らいやすいデッキなので貢献度は高い。)
マエストローク(様子見要員として活躍。モンスターにも対処しやすい。)
ホープ(耐久性の評価は高い。ホープレイを警戒させる。)
パール(シエンを倒せる。)
コーン号(ガチガチやゼンマインといった壁に強い。)
エメラル(終盤に忍者をデッキに戻すのが強い。)

○使用回数が少なく、パラディオスと差し替える候補になりうるカード
ウロボロス(コーン号で対処できないモンスター限定。打点の高さと効果の豊富さは魅力的。)
ナイトメア(ローチと仕事が若干被る。闇2体縛りが地味にジャマ。効果自体は優秀。)
ローチ(ナイトメアと仕事が被る。指定なしなのは評価。カラクリの多さ次第。)

パラディオスを入れようと考えた場合、差し替える候補になるのは下の3枚と仕事がある程度かぶっているコーン号だろう。


◇パラディオスを検討する
パラディオスを採用することを考えた場合、最大のメリットは効果により相手モンスターを無力化できる点だろう。
壁モンスター等の厄介なモンスターにも柔軟に対処できるので、現在コーン号が果たしている役割のほぼすべてを肩代わりできる。
攻撃力を0にできるので、パールやエクスカリバーが担っている、対高打点モンスターていう役割も兼任できる。
そこに加えてドロー効果のおまけがあるので、やはり強力なカードであることは間違いない。
しかし、他のカードでも可能な役割ではあるので、はたして必要なのかというのは疑問である。コーン号で対処できないほどの高い攻撃力を持った耐性持ちモンスターというものがほとんど登場しないので、パラディオスである必要性をあまり感じないのが一番大きな問題だ。ここ一番のフィニッシュ力など、総合力では頭一つ抜けている印象は受ける。

能力自体にはそれほど不満がないとなると、次はパラディオスを召喚できるかどうかが論点になる。
先に述べたように、光属性☆4×2Xyzというのは一般的にはそれほど厳しい条件とは言えず、それは【白竜忍者】においても同じである。セイクリッド・オメガを採用しておいて、パラディオスが出せない、というのは通らないだろう。
しかし、だ。このデッキのモンスターはすべてが光というわけではなく、もっともよく使うXyzパターンが成金忍者であることを考えると光属性Xyzを主軸にしていくのには無理がある。

普段オメガをXyzする際には、フォトスラ+光☆4or成金+成金のどちらかを使用している。前者は手札の罠を温存したい時などにはなかなか悪くないアプローチなのだが、後者に関して言えば、まだデッキにHANZOが十分残っているときなどはあまり使いたくない。いざ厄介な壁モンスターを相手にしたときに、手札にフォトスラを引いているか、そうでなければHANZOの回収をあきらめてデッキの回転を犠牲にするしかない。これがコーン号ならば、忍者デッキの回転力を損なうことなく対処できる。この時点でコーン号と差し替える案は消滅する。

ウロボロスと枠を争うことを考えてみよう。共通点としては、どちらも同時に2体のモンスターに対処できる点だ。双方が効果と攻撃の使い分けが可能なモンスターである。召喚条件はどちらも特殊な条件付きであるが、ウロボロスの☆4×3をそろえる際には、ほとんどの場合でフォトスラ+成金+HANZOという組み合わせを用いる。この組み合わせをそのままパラディオスに流用することも可能なので、召喚条件の面に関してはパラディオスがリードしている。
素の打点の高さではウロボロスがリードしている。これは普段、攻撃力を0にできるパラディオスではほとんど気に掛けることのない問題である。しかし、2体に対処しなければならない場面ではそうも言っていられない。2体ともにパラディオスよりも高い攻撃力だった場合には手に負えなくなってしまう。そういう面での対応力の高さではウロボロスに軍配が上がる。0のまま場に残すのではなく、実際に処理している点も嬉しい。単体を処理するモンスターでより有力なモンスターが存在する以上、ここは対複数モンスターの性能を重視したい。ウロボロスと差し替える案もここに消えた。

最後の可能性として、ナイトメアorローチと差し替える可能性を考えてみる。
ナイトメアは闇属性☆4×2のXyzモンスターだが、ゼピュロスの存在によりイメージよりは召喚しやすいモンスターといえる。なにより効果が非常に強力で、これ1枚でぐっと詰みに近づけるカードである。攻撃的なXyzの登場機会に押されて使用回数自体はあまり多くないが、いざというときに無いと泣きをみる一枚だろう。ローチの方はというと、ナイトメアに比べると効果の安定性に欠ける面がある。おそらく、どうしてもパラディオスを入れたいのならここが差し替えるべき枠なのだろう。しかし、素材を指定していないというのはやはり重要な要素で、カラクリやラヴァルを相手どる時には欠かせないスタッフといえるだろう。少なくとも現状では、ノータイムで差し替える枠とは言えないだろう。特殊召喚対策を削ってまで、すでに充実している攻撃要員、モンスター対処要員を追加したいとは思わない。と、いうわけで、ここで差し替える案もやはり無し、となり、パラディオスを採用するスペースが消滅してしまった。

◇まとめ
ここまで不採用になった理由を考えてみた場合、パラディオスの能力はバランスが取れている分、強烈さに欠ける、中途半端なものといえるだろう。このデッキのエクストラは★4Xyzに14枚の枠を割いている。ここまで十分に枠がある場合、ユーティリティプレイヤーよりもスペシャリストの方が重宝される。ユーティリティプレイヤーも不必要なわけではないが、召喚条件の緩い、いつでも登場できるものが望ましい。
もし、もっと光属性のモンスターを豊富に採用しているデッキならば、その召喚条件はないものとなり、いつでも登場することが出来た。その状態ならばパラディオスはそのポテンシャルをいかんなく発揮しただろう。しかし、ある程度属性のばらついている【白竜忍者】においては使いたいときに使えない可能性の方が目立ってしまい、枠を割くほどのカードには見えなくなるのだ。

最後に断るが、これらはあくまでもはったー個人の私見であり、はったーが使用している【白竜忍者】だけでの話である。
忍者デッキにおける一般論というわけではないので注意してほしい。


追補編:『なぜ、オメガは採用されているのか』
かなり端折ってぶっちゃけるなら、「通れば勝つ可能性が高い」からだ。
Xyz先にオメガを選択する状況というのは、ほとんどの場合が相手は罠ビ系統で、相手の盤面に伏せカードが多いときである。
伏せカードを多く引くということは、その分モンスターを引いている枚数は少ないはずである。現時点で相手が出しているモンスターさえ処理してしまえば、そのまま耐性で相手の妨害を無視して殴り勝つことも夢ではない。対罠ビの「スペシャリスト」として採用している。

はったーの『今週の一枚』《荒野の大竜巻》


今週は、つい先ほど忍者デッキに入れてみるのを思いついたカードをピックアップ!


《荒野の大竜巻》
通常罠
魔法&罠カードゾーンに表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
破壊されたカードのコントローラーは、
手札から魔法または罠カード1枚をセットする事ができる。
また、セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
(遊戯王カードwikiより)



サイクロンや砂塵の大竜巻と比較すると、やはり破壊できるカードが表側に限定されているのは気になるところ。破壊されたカードのコントローラーは新たなカードを手札からセットすることもできるが、このテキストはあまり大きな意味を持たない。
このカードの真骨頂は、やはり破壊された際の効果にある。
昨今の遊戯王では、サイクロンが3枚使用できる上にマーメイルや昆虫装機などの存在により、非常に魔法罠カードは破壊されやすくなっている。そこを逆手に取ることで、相手の思惑をつぶせるカードとなる。コスト狙撃兵のメガロアビスやダンセル+ホーネットなどにうまく破壊されれば、そのまま相手の切り札を破壊できて都合がいい。
表側だけとはいえ、次元の裂け目やスキルドレインのような永続カードは普通に破壊できるので、それらのカードに対するアンチとしても採用でき、サイドデッキのスペース節約にも貢献してくれるだろう。
また、CBLZで登場した炎星は永続魔法を起点にしてくるデッキなので、これもまた妨害できる。エンショウの効果で破壊されるのもおいしい。

このようなカードを採用しているということが相手に伝わった場合、相手はそれ以降迂闊に魔法罠カードを破壊できなくなる。という副次的な恩恵にも期待できる良カードといえるだろう。


忍者デッキのサイドでの採用を考えたとき、致命的に苦手なマクロコスモスに対処しつつ、マーメイルや甲虫装機に対しても効果が見込めるのは大きい。同じように破壊されたときに効果を発動する白銀のスナイパーもすでに採用しているが、こちらは破壊されたのち、すぐに効果を発動できるのが大きい。白銀のスナイパーの場合、破壊されたのはいいがそのターン中にそのまま押し切られてしまう危険はある。荒野の大竜巻なら即座に対処してくれる。相手に表側のカードがない時には自分のカードでも破壊しなければならないのは要注意だ。
また、罠カードなので成金忍者のコストとして攻撃力に変換できるのも見逃せない。状況に応じて常に選択肢を提示してくれるカードとなるだろう。

はったーの『今週の一枚』《ブレイクスルー・スキル》


今週は、3枚目の「墓地からトラップ」をピックアップ!


《ブレイクスルー・スキル》
通常罠
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外する事で、
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択し、
その効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できず、
自分のターンにのみ発動できる。
(遊戯王カードwikiより) 


今週末発売のCBLZに収録されている通常罠カードだ。
スキルサクセサー、妖怪のいたずらに続く3枚目の「墓地からトラップ」である。
先の2枚と比較して目に着く点といえば、通常時の効果と墓地発動時の効果が、制約こそあれど同じモノだという点がある。
スキルサクセサーは攻撃力の上昇値が、妖怪のいたずらは効果の適用範囲とレベルの下降値がそれぞれ通常時と墓地発動時で異なっていた。

効果自体は非常に強力で、罠版のヴェーラーと言って差し支えないだろう。
ヴェーラーと比較すると一度伏せるor墓地に落とすタイムラグと奇襲性の面で劣るが、一枚で2度効果を使用できる点はかなり評価できる。
相手モンスターの効果しか無効にできない点で禁じられた聖杯にも劣っており、このカードを使うのならやはり墓地から発動できる点を最大限に生かすべきだろう。
その墓地からの発動であるが、非常に残念なことに自分のターンでしか発動できない。もしそうしてなければ単純な2倍ヴェーラーになってしまい、あまりに強力すぎたとはいえ、やはり惜しい。自分のターンに無効にしたい相手モンスターというと、こちらの行動を強く阻害するモンスターや強力な耐性を持つモンスターが挙げられる。具体例を挙げるなら、前者にはライオウやダークシムルグ、クリスティアやシエンなどが、後者にはゼンマインやマエストローク、ガチガチガンテツなどが挙げられる。これらのカードを無力化して生じた隙に攻め込む、実は非常に攻撃性向の強いカードである。
そして、墓地発動時最大のメリットは『効果の発動』である点だ。魔法や罠カードを封じるカード効果は代表的には「魔法、罠カードは発動できない」ようにするものと、「魔法、罠カードが発動した場合、それを無効にする」ものの2つがある。前者の例はサイコショッカーやショックルーラー、後者は各種カウンター罠や神光の宣告者などがある。どちらの場合も非常に強力で、時には勝負の決め手にもなる。だが、このブレイクスルー・スキルを墓地から発動する場合、どちらからも制限を受けることなく使用できる。遊戯王のルールでも難解な部分で、墓地のブレイクスルー・スキルを除外して発動する場合、 「墓地にあるブレイクスルー・スキルというカードを発動する」のではなく「墓地に存在するブレイクスルー・スキルを除外し、その効果のみを発動する」のだ。カード自体は発動せずに効果だけ使うという、まるで頓智のような話である。昔から決闘者の間でカードの破壊と無効のたとえ話に、「拳銃と弾丸」というモノがあるが、それで言うならば、弾丸を拳銃に装填しないまま直接相手に投げつけるような横暴である。ともかく、そのような処理を行うおかげでこの効果は非常に防がれにくいモノになっている。たとえ相手がシエンや神光の宣告者での制圧を目論んでいようと、その効果をあざ笑うようにブレイクスルーしていくのだ。
※注釈「拳銃と弾丸」:遊戯王の有名なたとえ話。初心者がよく勘違いする、「相手の発動したカードをサイクロンで破壊しても無効にならない」という点を説明する際に使われる。「拳銃(カード)から発射(発動)された弾丸(効果)は、その後から拳銃を破壊しても貴方に襲い掛かる。弾丸を防ぎたいのならば、『発射した』という事実をなかった事(無効)にしなければならない。」


さて、「墓地からトラップ」ということで、はったーとしてはやはり成金忍者との組み合わせが気になる。
相手ターンでのけん制に使えない点では妖怪のいたずらに劣っているが、それでも効果自体は非常に強力である。
特に、HANZOのサーチを封じ、成金からのXyz召喚までも無効にしてくるライオウを無力化できるカードというのはうれしいところだ。
ワンチャンスを作ることができれば超変化や成金Xyzで一気にひっくり返せるデッキなので、相性はいいと言える。
ヴェーラーや聖杯と比較しても、もともと罠の枚数が必要なデッキなので違和感なく入るだろう。もともとヴェーラーが入っていたならそのまま置き換えてもいいだろう。
hatter@bowsee
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