キマママイン

はったーがTCGについてキママに書いていくブログ

2012/10

はったーの『今週の一枚』《超鋼神器ローレンシウム》


今週はZ/Xから、青の世界の新たな切り札をピックアップ!

《超鋼神器ローレンシウム》
コスト8 メタルフォートレス パワー8500
[自]このカードがバトルで相手のゼクスを破壊した時、あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」ならば、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを一枚選びデッキに戻し、シャッフルする。



新たな青の世界の主人公、「戦斗怜亜」が操る超巨大ロボ、ローレンシウム。
効果を発動できれば一気に相手ゼクスを2体処理することができる。

効果発動のためには相手ゼクスをバトルで破壊する必要がある。ローレンシウムのパワーは8500で、5コストバニラくらいまでなら一方的に勝利することができる。とはいえ8コストという重さを考えると決して高い数値とは言えず、太刀打ちできない相手も多い。
同じデッキバウンス能力を持つサー・ガルマータの存在も気になるところだ。ガルマータの方は登場時に能力を発動できるのでローレンシウムと比べて確実性も高い。
ローレンシウムのデッキバウンス能力は、ノーマルスクエアに存在するゼクスならどんなゼクスでも問題なくデッキに戻せるのが最大の売りだ。コスト8のウェアライノでも、パワー12000のリンドウでもコイツには関係ない。能力で強いゼクスに対応できるのなら、発動トリガーとなるバトルでは弱いゼクスを狙い撃ちにすればいいというわけだ。幸い、どのようなデッキでもほとんどの場合3コストIGバニラは採用されており、登場頻度も高い。それを破壊して一気に盤面を引っくり返せる。
登場時ではなくバトル結果による発動を活かすためのもう一つの方策として、次のターンまで維持してもう一度能力を使うというのもある。これはガルマータにはマネできないローレンシウムならではの活躍といえるだろう。リベンジフォースや武皇のようなパワー関連のイベントを使えば、相手の攻撃からローレンシウムを守ると同時に、時には相手ゼクスを破壊するためのサポートとしても役に立つ。

今月のVジャンプ新情報・・・Z/X編


今月のVJについてたらたらと。Z/X編。

2弾で登場する新主人公の名前が発表され、青の『戦斗怜亜』に腹筋を破壊される。その発想はなかった。
ローレンシウムのデザインも好きなのでこれは使ってみたいところ。ただ、同じデッキバウンサーとしては白のサー・ガルマータの方が使いやすい気がしないでもない。パワーも高く、登場時なので効果の発動が約束されている点でサー・ガルマータは優れている。ローレンシウムはややパワーが低いがコストに上限がないので、相手のIGバニラをぶんなぐってデカい奴を戻すのがおいしい使い方だろう。

黒のクレプスはかなり強そう。チャージ4枚というコストは超重いが、リアニメイト効果は強力だ。 不滅王イモータルキングを呼び出すと、一気に3体のゼクスを並べられるのだ。

緑のフィーユも好きな感じ。スリープ状態で出すのはかなり惜しいが、リソースから好きなゼクスを持ってこれるのはうれしい。クレプスと比べてチャージが必要ないというのは大きい。スリープで登場=攻撃に参加することができない。この特性を考慮した場合、ウェアライオンのような6500バニラよりも、ウェアコアラの方が優秀だと考えられる。コアラならばその能力をフィーユに使うことで10500までのゼクスを突破できるようになる。

赤のオリハルコンティラノはシンプル。3コスト以下のゼクスはよく登場するので能力を使う機会はそれなりに多いだろう。


2弾で登場するIGは、IGフェイズに登場することで真価を発揮するものが多い。使えるタイミングを自分で選べないというのがはったー的にはすごくバッド。おそらくあまり使われないと思われる。
他にもキッカー持ち能力や新しいイベントも登場するようだ。今週末には発売なので、楽しみである。

今月のVジャンプ新情報・・・遊戯王編


今月のVJ情報についてたらたらと。遊戯王編。


個人的な注目度No.1はやはりデュエリストセットだ。
一介のヴェルズユーザーとしてはやはり無視できない存在である。セイクリッドの方も優秀なXyzモンスターが手に入るのでかなり欲しい。
DXダブルユニオンの購入も考えているほどだ。
新規収録カードは非常に素晴らしい効果だと思う。墓地回収はヴェルズ登場当初から必要な効果だと思っていただけにうれしい。
今までのSDと比べて高価な商品なので3枚集めるとなるとかなり大変ではあるが、ヴェルズには侵喰感染がある。これでサーチすれば自在なタイミングで召喚することが出来る。また、発動際して除外コストを要求するので、そう何度も使える高価でもないという事実もある。1〜2枚程度をサーチして使うのがよさそうだ。
だが、ただ1点だけ納得しきれない部分がある。新しく登場する《ヴェルズ・ケルキオン》の攻撃力は1600なのだ。
今まですべてのモンスターが攻守の末尾2桁が50で登場してきたヴェルズ。もはやカテゴリの特徴といえるものであったにも関わらず、今回はその法則を無視した攻撃力を持つモンスターが登場してしまった。もちろん、現状のカードプールに攻撃力末尾2桁50を優遇するようなカードはなく、実際のデッキ構築ではなんら問題ない。ただの非常に優秀なモンスターである。だが、むしろだからこそ、今までヴェルズが守ってきたフレーバーを台無しにするようなこのカードデザインには無神経さを感じられずにはいられない。


CBLZで登場する紋章獣はなかなか面白そうな仕上がり。モンスターは比較的地味な面々だが、やはりサポートカードが優秀だ。
墓地で効果を発動するモンスターや、蘇生紋章や高等紋章術の存在を考えるとやはり墓地肥やしの採用は検討すべきだろう。
ツインヘッド・イーグルの効果は、墓地の紋章獣2枚を自分の素材がないXyzモンスターの素材にしてしまうという効果だ。
対象となるXyzモンスターはなんでもいいので、素材を大量に消費するラギアのようなXyzモンスターと一緒に併用できると面白いかもしれない。構築難易度は高いが、それだけのリターンもあるはずだ。バハムートシャークで出したアシッドゴーレムを復活させるのもユニークだ。
やや地味なだけに、プレイヤーによる味付けの腕が試されるカテゴリになるだろう。

新しいSDは、炎テーマということでまたもエキスパンションと連携している感じだ。
今回発表された新規カードは非常に強力で、これはこのまま環境入りもありうるのではと期待させる。
ガルドニクスでネフティスを破壊し、相手フィールドを吹っ飛ばし続けるのは非常に爽快だろう。
効果の性質上、やや発動タイミングが遅いので相手の攻撃をフェーダーで凌ぐのがよさそうだ。
フェーダーはネフティスのしもべのコストにもなるので相性は良好である。
炎王の急襲とはややかみ合わせの悪い部分もあるが、そこはプレイングで補おう。ネフティスを使わないのなら、発動を邪魔しない速攻のかかしの方がいいだろう。警告を食らわないのも魅力的だ。

はったーの『今週の一枚』《シティガード フェクダ》


今週は、今はったーが愛用しているスタートカードをピックアップ!


《シティガード フェクダ》
青 ゼクス バトルドレス 3コスト 5000
[常]スタートカード


第1弾で登場した青のスタートカード。特別な能力は持たないバニラである。
能力持ちのカードと比べてレアリティも低く、一見軽視されがちではあるが、実はなかなかに使いやすい。


第一のメリットは、バニラならではのパワーの高さが挙げられる。
後攻でスタートした際に、相手ゼクスの猛攻を耐えるだけで序盤の時間が過ぎ去ってしまうことも多い。IGODに成功しない限り、その流れを覆すのは困難である。
だが、このカードのようなバニラカードならそれを覆せる可能性があるのだ。
最初の手札とリソースからリベンジ・フォースや武皇剣閃撃のようなイベントを使用して相手ゼクスの攻撃を耐えよう。そうすれば、返しのターンには5000のパワーで持って相手ゼクスを返り討ちにすることができる。そして、そのまま手札からさらにゼクスを展開することで、先攻後攻が逆転したかのような状況を作り出せる。これは、能力持ち4500スタートにはできないことだ。

第二のメリットはフェクダ特有のものである。確実に登場し、そしてまたほとんど確実にチャージに送られるバトルドレスであるという点だ。
つまり、デネボラとフォーマルハウトの効果発動条件をスムーズに満たすことが可能になるのだ。
デメリットとして、フェクダを使ってIGできないこと、チャージの最大枚数が実質3枚になることが挙げられる。
しかし、ゲーム開始直後に時点でのIG成功率は最大(後攻1ターン目で初期ライフ、リソース、ドロー含めた手札にIGが含まれていなかった場合)でも20/(49-4-4-2-2)=約54%である。実際の確率はさらに低いだろう。この確率はそのままチャージ1枚が生み出すアドバンテージの期待値になるが、この数字はゲーム中どんな展開になろうとも1を超えることはない。つまり、1回でもデネボラの効果を発動させることができれば、少なくともカードアドバンテージの面ではすぐさま挽回し、利益となる。
チャージの最大枚数が実質的に3枚になることで、本来ならIGのコストとして使えていたゼクスがそのままトラッシュに送られてしまう機会損失によるディス・アドバンテージも時には発生する。だが、先ほど説明したようにそもそもIGの期待値はそれほど高いものではなく、1度2度逃した程度ではデネボラによるドローのアドバンテージの方が大きい。そして、それ以上に損失するような長期に及ぶ戦いでは、さらに多くの効果発動機会に恵まれているハズなので、それによるアドバンテージで十分にカバーできるのだ。


第2弾で能力持ちのバトルドレススタートカードも登場するようだが、チャージに居座ることが目的となる今回のような使用法であれば、引き続きこちらを選択することになるだろう。

はったーの『今週の一枚』《ダーク・ホルス・ドラゴン》


今週は、【カオス忍者2】で新たに投入された戦力を紹介!

《ダーク・ホルス・ドラゴン》
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守1800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手のメインフェイズ時に魔法カードを発動した場合、
自分の墓地のレベル4の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。



PTDNで登場したダークモンスターの一角だが、自身を特殊召喚する効果を持たない、ダークとしては珍しい部類のモンスターである。
闇属性ドラゴン族とステータスには恵まれており、様々な特殊召喚サポートを受けることができるので最上級モンスターとしてはかなり出しやすい方である。

モチーフであるホルスの効果からインスパイアされたであろう、魔法カードの発動に関する効果を持つ。
相手メインフェイズに魔法カードが発動されるたびに、墓地から闇属性☆4のモンスターを特殊召喚することが可能だ。ダーク系デッキなら終末の騎士やダーク・グレファーの採用は基本なので、最低でもこれらのモンスターが墓地には落ちているはずだ。
この効果を発動するためには、発動された魔法カードの処理終了後にこのカードが表側でフィールドに存在している必要がある。マシンナーズ・フォートレスのように発動に対してチェーンする、ということはできないので注意しよう。同じような処理をするカードには魂を削る死霊が挙げられる。

また、効果の発動条件は「相手のメインフェイズ時に魔法カードを発動した場合」とある。相手のメインフェイズ中であれば、発動された魔法カードのコントローラーは問わない。つまり、自ら月の書のような速攻魔法を発動させることで能動的に特殊召喚効果を発動させることが可能となるのだ。使い勝手の良い禁じられたシリーズが登場した現在では特に覚えておきたいテクニックである。



はったーの【カオス忍者2】においては、超変化から登場する高打点アタッカーとして採用されている。HANZOで超変化をサーチし、そのHANZOを用いて超変化でダークホルスを出すことによって、墓地に闇☆4のHANZOを用意しながらの登場となるのだ。効果を発動できればHANZOを特殊召喚し、デッキから成金忍者をサーチすることができる。これにより、単なる高打点だけではなく、相手の選択肢に制限を加えるきわめて凶悪なカードとなる。反面、超変化で出すことを前提としているので手札に引いてしまうとまるで機能しないばかりか、デッキに不在になるので超変化のカードパワー自体までもが下落してしまう。一応、誘惑やレダメを採用し、「引いちゃった問題」をできるだけ解決できるようにと努めてはいるが、「仕方ない」と割り切ることも必要なカードだ。とはいえ、ダークホルス投入以後からデッキの攻撃力が非常に高くなり、今までと比べて、相手ライフを削り取る手段が豊富になったのは間違いない。より大きなダメージを与えられるようになったことで、その後相手のライフを0にできる手札の組み合わせも増え、結果として勝率も上昇している。どんなデッキでもいつかは手札事故を起こし、勝ち目のない『無理ゲー』が訪れることを考えた場合、安定感はある程度までは求めるにしても、それ以上にもつれた勝負をモノにできる突破力は欠かせない要素だと考えるようにもなった一枚だ。
hatter@bowsee
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